バルサミコビネガーの人気

バルサミコビネガー

バルサミコビネガーの人気

OIL&VINEGAR©は、オンタップでのビネガーが13種類になりました。プリパックも人気のある商品を揃えています。人気上昇中のバルサミコビネガーは、ブドウを主原料として作られます。独特の深い甘みと酸味、そして芳醇な香りが特徴です。

バルサミコビネガーには長い歴史があります。それは1,000年以上前の文書にも書かれています。持参金にも含まれるほど貴重品でした。また、ホワイトバルサミコビネガーは比較的新しい製品であり、従来のバルサミコビネガーとは対照的に、ブドウに火を通さずに作られます。

種類

OIL&VINEGAR©のビネガーは、いくつかの種類に分けられます。

1.伝統的なバルサミコ(Aceto Balsamico Tradizionale)は、本場イタリア モデナまたはレッジョ・エミリアで伝統製法で、12年以上熟成されます。ブドウのみ使用され、木樽(オーク・栗・桜など)での長期間の熟成で凝縮され、とろみがあります。DOP(保護原産地呼称)ラベル表記。

2.伝統的なバルサミコ製法に準じて製作される成熟期間がやや短めのIGP(保護地理表示)ラベル表記。

3.一般的なバルサミコは、短期間に作成されるため、ワインビネガーにブドウ果汁やカラメル、ブドウ以外のフルーツ果汁をブレンドします。

・アチェ―ト・バルサミコ・デラ・カーサ:トレッビアーノとランブルスコのブドウ果汁(マスト)を軽く煮詰め、白ワインビネガーと合わせて木樽で少なくとも5年間は熟成され、芳賀な香りとやや甘い風味を備えています。この優れたビネガーは、IGP認定商品です。

・ホワイトバルサミコビネガー:トレッビアーノのブドウ果汁(マスト)を軽く煮詰め、白ワインビネガーと合わせて熟成します。

・フルーツ果肉(マンゴー、サマーフルーツ)

・バルサミコビネガー(フィグ、デーツ、ウォーターメロン、ラベンダーメルロー、レッドオニオンバルサミコ)

・白ワインビネガー/ホワイトバルサミコビネガー(エルダーフラワーアップルライム、マールドシャンパーニュ、チェリーアーモンド、ラズベリー、グレープフルーツシトラスビネガー)


使い方

程よい酸味・甘味・芳醇な香りを生かし、お料理を印象的にします。

  • サラダドレッシング:オリーブオイルと合わせて。

  • マリネ液に:ホワイトバルサミコ系のビネガーとお塩だけで、さわやかな美味しい浅漬け・ピクルスができます。

  • すし酢に:さわやかな甘味で、上品なすし酢になります。

  • 肉料理のソース:ステーキや鴨肉、豚肉に甘酸っぱさがよく合います。

  • フルーツやチーズに:いちご・モッツァレラ・パルミジャーノと好相性。

  • デザート:バニラアイスにかけると高級感のある深い味わいに驚きます。甘味と酸味のあるビネガーは、チョコレートとも相性が良いです。

  • ドリンクに:炭酸やお水、アルコールで割ってドリンクに。暑い時は、特にさっぱりします。


オイルとビネガー極上のハーモニー

オリーブオイルとの組み合わせで、更に新しい発見が生まれます。あなたのおすすめの組み合わせは?

  • EVOO アルベキーナ X チェリーアーモンドビネガー
  • レモンオリーブオイル X エルダーフラワーアップルライムビネガー
  • バジルオリーブオイル X サマーフルーツビネガー
  • ガーリック/チリペッパーオリーブオイル X マンゴービネガー
  • トスカーナ風ハーブ X フィグビネガー

保存

  • 直射日光と高温多湿を避け、冷暗所で保管。

  • 開封後も冷蔵庫は不要(高品質のものは常温でOK)。

  • 長期保存しても味が劣化しにくいのが特徴です。


亜硫酸塩に関して

伝統的なバルサミコは、ブドウが長期間熟成されるうちに、酸化防止のために自ら微量の亜硫酸塩を発生します。そのため、亜硫酸塩を含むという表示があります。

また、一般的なバルサミコビネガーは、原料のワインビネガーに含まれていたり、製造過程で酸化防止のために亜硫酸塩を添加する場合があります。もちろん害がない範囲ですが、アレルギーの対象ではあります。残留量はワインの規定よりはるかに低い、一般枠の規定で厳しく検査され輸入されています。

精製砂糖について

OIL&VINEGAR©では、精製された砂糖を使用しないブドウ果汁や他のフルーツ果汁の甘味のビネガーを扱っています。しかし、一部の商品は酸化防止の目的で原材料に精製砂糖をしています。


歴史

  • 古代ローマ時代、ぶどうの搾汁を煮詰めて「シロップ」として甘味料や薬用として利用されました。

  • 中世になり、モデナ地方で「香り高い万能薬」として貴族の間で珍重され、贈答品や嫁入り道具にも使われました。

  • モデナの貴族や裕福な商人たちは、屋根裏に小さな木樽を並べて長期熟成を行う「アチェタイア(Acetaia)」という仕組みを確立し、この技術は門外不出とされ、家族の財産として代々受け継がれました。

  • 19世紀の産業革命とともにバルサミコが貴族だけでなく、裕福な市民階級にも広まりました。

  • 伝統的な熟成法は守られつつも、ワインビネガーをブレンドした「より手頃なタイプ」が登場し始めます。